2008年03月09日

柑橘類の好み

昨日いらしたお客様で、柑橘類は嫌いなんだけどベルガモットはお好き、というお客様がいらっしゃいました。
ベルガモットというのは、柑橘類の中でも原種に近いもので、食べられませんが、紅茶の“アールグレイ”の香り付けとして使われています。
このお客様の好みに興味が出てきて、さてさて、どうしてかしら? と考えてみました。
まず、オレンジスイートやオレンジビター、グレープフルーツなどの多くの柑橘類に95%以上含まれるモノテルペン炭化水素のd-リモネンが、ベルガモットには25〜35%しか含まれていません。
その分、ラベンダーの主要成分であるエステル類の酢酸リナリルとモノテルペンアルコール類のリナロールが半分近く含まれています。これらは鎮痛、鎮静、抗不安などの効果があり、リラックへと導きます。
このように、他の柑橘類とベルガモットはかなり性格が異なるため“特別な柑橘”とも言われます。
お客様はそんなことはご存知なかったでしょうが、嗅覚で感じとっていらっしゃったに違いない! と思ったら、人間の鼻ってすごいなぁ! と感激してしまいました☆
ベルガモット、とてもいい香りですよ。私も大好きです。
※成分や割合は、ケモタイプ精油事典を参照しました。


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